脳機能の視点から ~転導性~(035)

転導性

 新しいもの、刺激的なものにいちいち反応します。次々と興味が移るので「やり散らかし」になることが多くなります。次の刺激に飛びつくので、終わったことの後処理はお留守になってしまうことが多く、そのつどの後片付けは意識になかったりします。
 
 視覚認知や記憶の問題も伴う場合は、家の中がぐちゃぐちゃになりがちです。

 ひまな状態には殊更弱く、じっくり静かにしていることがむずかしいので、

ひまになると人を怒らせてみたり、ちょっかいを出してみたり、人がいやがることをして刺激を作り出して退屈をしのぎます。

 ~対応~
 1分でも集中できる遊びを見つける。
 集中できる環境作りをする。
 一つづつ片付けの声掛けをし意識づけていく。