マズローの5段階欲求説(120)

マズローの5段階欲求説を仕事に当てはめると面白い。

つい最近までは、欲求=ニーズとだけとらえていました。

生理的欲求、安全の欲求は食事介助や排せつ介助、環境整備で介助の質を高めれば良いのだなと。

所属や愛、承認の欲求はあるがままを受け入れた悟りの境地かとも思っていましたし、

自己実現とはなんだ?利用者がやりたいことを支援すれば、たとえそれが犯罪だとしてもいいのか?と疑問もありました。

議論のための議論は好きじゃないので、この説は気に留めるくらいでしたが、

「働く」欲求となると新しい展開をみつけました。

 

生理的、安全は食べるために働く。

所属や愛、承認は仲間外れにされない安心感であり認められているという充実感のために働く。

自己実現は自分を成長させるために働くということがいえて、更に「好き」で「儲かって」「世の為人の為」になると実感できている「その時」が自己実現しているんだと思う。

 

最近、障がい者の就労をテーマに考えていますが、一人の人としてその仕事が「好き」で「給料に満足」して「人から感謝される」仕事や職場を創り上げていきたい。