相談支援について(166)


 児童デイを立ち上げた3年前の考えは、「児童デイだけ集中してやろう。そこで完結して他の事業は一切やらない」としていました。

 

 児童デイを立ち上げる前の生活介護の施設長だった時は、振り返りますと他施設に媚びず跪かずの姿勢で連携など考えずに生意気な態度をとっていたかと思います。


 親御さんが亡くなり利用者が他施設に入所された時は「入所ごときに負けた」の一言で悔しがりバーンアウトしました。本当に失礼な態度をとっていました。通所施設の限界を知り、家族支援とはどうすればできる?成人する前の児童のうちに自立の一助となる施設を作れないものかと考え始めました。


 そして児童デイ立ち上げの転機をいただき数人の卒業生を送り出す中で、新たなニーズが見えてきました。というよりニーズに向き合う姿勢を持ち始めました。

 それは、「働く場所の創設」「高校卒業後の施設創設」です。


 しかし、この2つの事業を創設するには「ヒトモノカネ」すべてない状態。であるならば、卒業生を見送りつつ関わり続けられる「相談支援」を始めようと相談支援事業所A4を興しました。主にサービス等利用計画書を作成する計画相談を行っております。現在訪問後2日で計画案を提出しますので、予約が殺到している状態であります。


 何気ない日常が幸せと思える計画書作りに心を込めています。