夏に注意したい感染症 手足口病 (181)


 

手足口病

手足口病は主にエンテロウィルスやコクサッキーA16ウィルスによって引き起こされる感染症です。

 主な症状は、発熱や食欲不振、下痢、嘔吐などになります。病名の通り、手や足、口の中などに発疹(水疱)がみられるのが特徴です。

 通常は1週間ほどで症状は治まりますが、まれに髄膜炎や脳炎を起こして重症化する場合があります。

 初期症状では、口内に痛みを感じるだけですが、12日後に発疹が出てきます。症状が出ている間はプールなどには入らせないようにします。