発達段階5は「自己変容・相互発達段階」と呼ばれます。
この段階に到達している人は人口の1パーセント未満だそうです。
この段階では、自分の価値観や意見にとらわれることなく、
多様な価値観・意見などをくみ取りながら的確に意思決定ができるという
特徴があります。
段階4は、自らの成長に強い関心を示していましたが、
段階5は、自らの成長に強い関心を示すことはなく
他者の成長に意識のベクトルが向かうため
部下を育てるのに適した段階です。
他者が成長することによって、自らも成長するという認識(相互発達)があり、
他者と価値観や意見を共有しながら、コミュニケーションを図るという特徴があります。