惰性に陥っているかチェックリスト 前半#423

□  スタッフとして携わる業務が、やりっ放しの状態になっており、

    定期的に振り返ることができていない。

   (少なくとも年に1回、自分が行っている業務に関して改善すべき点がないか

    チェックする取り組みに着手していない。振り返りは行うことはあるが、

    現状チェックに終始するだけにとどまっている。改善に向けた行動には

    着手しないので、結局、業務レベルの向上が図れていない)。

 

□  今年度、スタッフとして何を達成するために働くのか、

  どのようなスキルと意識を身に付けるために働くのか、

  どのような業務改善に取り組むのか、明確な目標を掲げていない。

  (目標を掲げているが、実現に向けて行動をおこしているとはいえない状況にある)。

 

□  計画性がなく、行き当たりばったりの業務になることがある

  (業務に当たる前に、どのような手順や段取りで取り掛かるのか、

   事前に考えたうえで業務に取り組むとの習慣が身に付いていない。

   支援が困難な利用者に対して、行き当たりばったりの対応になることがある。

   どのような根拠でそのような対応をしたのかと聞かれても、答えられない状況にある)。

 

□  危機意識や問題意識が欠如している。

   (自分が行う日々の業務のなかに、家族や権利擁護の専門家がみれば

    厳しい指摘を受けるような実態があるのに、改善に向けて行動を起こしていない。

    改善すべき事柄があったとしても、

    「このままでいいじゃないか」

    「なぜ私が率先して変えなければならないのか。

    それは課長、主任、上司の仕事だ」

    と思う傾向が強く、実際に何も行動を起こさないで終わっている)。

 

□  自分のやり方に対して、批判的な発言をするスタッフに対しては、

  たとえ正しい指摘だったとしても素直に受け取れない

   (業務のこなし方や支援の方法について、

    他者からの指摘に対して冷静に耳を傾けることができず、

    ついイライラしてしまう。

    自信がない業務に関して、他のスタッフにこの方法でいいか、確認することができない。

    うまくこなせない業務に関して、他のスタッフに教えを請うことができない)。